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住宅とは「人にやさしくなければいけない」と考えます。
建築を創造する時、まず「機能・空間・環境・デザイン」のトータルバランスを考えています。建築が建築として成立するには、これらの総合的な表現が必要だと考えるからです。
住宅にはクライアントそれぞれの思いがあり、その思いのひとつひとつを現実的な形として提案する上で、この4つの要素に対する探求を幾度となく繰り返す。この“追求すること”こそ、設計の基本であり建築の楽しさでもあります。提案には必ず模型やCGを用い、4つの要素をことばや平面、立体で出来る限り表現し伝えるようにしています。
場所を読み取り、住まい手のライフスタイルや思いを読み取り、形として作り上げていく。追求することで「機能」が生まれ、「動線」が描かれ、「空間」が現れます。同時に、この空間がどの様に自然とかかわるかを考える。光・風・場所――それぞれの環境により形もかかわり方も変化します。空間を通して自然を感じ、建築と自然とが一体として融合し合えた時、本当の“気持ちのいい空間”ができるのではないのでしょうか。
ありふれてしまいがちな日常の、なに気なく行われる動作に何かを感じ、ふと何かを発見するきっかけをつくる空間になることを願っています。そして、人や自然に語りかけられるそんな建築をこれからも楽しみ、創造し続けたいと思います。
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