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森吉 直剛
森吉 直剛
Naotake Moriyoshi 経歴
1967年
徳島県生まれ
1991年
京都大学工学部合成化学科 卒業
1993年
京都大学工学部建築学科 卒業
1995年
京都大学工学研究科建築学専攻修士課程 修了
1995年
大成建設株式会社設計部 入社
2001年
一級建築士事務所森吉直剛アトリエ 設立
2003年〜
明治大学非常勤講師
2004年〜
大阪芸術大学非常勤講師
取材場所 / 一級建築士事務所 森吉直剛アトリエ

オーナー様からのご要望で「15畳くらいのリビングと6畳の個室を2つ、出来るだけ収納は多く、そしてローコストで・・・」というのは定番のように耳にします。これらは「必要条件」で、設計をしていくうえで実現すべき重要な課題です。しかし、それだけでは住まいは物足りないものとなってしまうように思います。ですから私は、必要諸室とは別に理想の住まいについてもお聞きしています。それはオーナー様が思い描く生活シーンの中に潜んでいます。たとえば「自然と一体に」とか「家族みんなで楽しく」とかです。私からも新たにイメージを提案して議論していくうちに、その住まいオリジナルの生活シーンがみえてきます。それを実現することを「十分条件」として設計をします。
まず必要を満たしてから十分もなんとか確保していこうとするのが通常の方法かもしれません。けれども、逆に十分から必要に戻っていく方向で考えるほうが、より良い住まいになる場合があります。必要諸室は、子供の成長や時間と共に条件が変わっていきます。それに対してオリジナルの生活シーンはなかなか色褪せるものではありません。まずはこの十分条件を実現して、さらに必要条件も満たした住まいとすることが重要だと思われます。
住宅設計は、単に形をデザインすることではなく、このような生活シーンのための「環境」を設計していくことであると考えます。その上でディテールを美しく精度の高い建築を目指して設計しています。

アーキッシュギャラリーでの施工例

東京都目黒区 K邸        
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