ここからメニューです
ここから本文です

住まいを設計する時、まず住まわれるご家族がどんな住まい方をされるのか、ということを考えます。外観等は同時進行で考えていますが後から付いてくるもので、いかに心地よく楽しく暮らしていただく空間が作れるのかということを大切に考えるからです。例えば、外部だけど内部、内部だけど外部というような内と外の境界が曖昧な場所。そんな生活の中で一見無駄に見えるような場所が、他にはない価値になり、生活に彩りを与えると思っています。そうすることによって生活も楽しく、暮らしも豊かになっていくんですよね。
また、私が作る模型は、最初から色が付いているとよく言われます。それは計画当初から使用する材料と色をイメージしているからなんです。最初にいわゆるホワイト模型を作って、後でどの色にするか決定するのではなく、「この材料を使用するから、この色になる」という風に、常に材料と色は対等に考える。その材料が持っている質感や特性を大切にしたいと思っています。そして、それは地方での計画になるとさらに強まります。その地域で昔から使用されている材料、例えば、淡路のいぶし瓦、但馬だと石州瓦、吉野川の河砂利や青石等々、その風土にしっかりとなじむ昔ながらの材料を大切に使いたいですね。
作家とのコラボレーションも良く行います。私の事務所の壁はカリスマ左官と呼ばれる久住章さん監修の元、ワークショップの学生が仕上げたものなんです。他にも鉄やガラス・瓦など色々な作家の方々とご一緒に仕事をしています。作家が作ったものを一つ入れると、とたんに空間が柔らかくなる。自分の価値観だけではこうはならない。それが面白いと感じています。自分の空間にエッセンスを加えてくれるんですね。これからも、色々なことを試みながら、生活が豊かになる空間を作り続けて行きたいと思っています。
| 大阪府豊中市 S邸 | ![]() |
大阪府池田市 Y邸 | ![]() |
大阪府富田林市 T邸 |
ここからメニューです。