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登録建築家

今月の建築家は 笹野直之 さんです。 (2007/10/01)

笹野 直之 <Naoyuki Sasano>
経歴    
  1988年 名古屋大学農学部林学科 卒業
    1990年 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
    1996年 株式会社大林組 東京本社設計部 勤務
    1999年 コロンビア大学建築学部大学院 CJSSE修了
      グッドデザイン賞、日経オフィスデザイン賞 
    2002年 有限会社 笹野空間設計 設立
    2007年 すまいる愛知住宅賞
    他多数受賞
アーキッシュギャラリーでの施工例
  愛知県七宝町 M邸
他多数
笹野直之
小学校6年の時にフランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルに出会い、衝撃と深い感動を覚えました。その時の残像が強く残っていたせいか、この出会いをきっかけに建物に興味を持ち、いつしか気がつくと建築設計の事を考えるようになっていた私が建築家になろうと決心したのは大学3年の時でした。
建築家として、施主の要望や夢を具体的な形にしていく上でこだわっている事は「機能性と美しさの両立」です。機能性を追及すると美しさに結びつかず、美しさを追及すると機能性を度外視しがちになってしまいますが、私は双方どちらも重要だと考えています。お施主様の言われる具体的な要望を豊富に取り入れながらも、お施主様との何気ない雑談の中から要望やアイデアの手掛かりを引き出し、それら全てを諸条件に照らし合わせ取捨選択していきます。そこに建築家としてのアイデアを融合する際、建築家としてのカラーを主張し過ぎないようバランスを取り、美しく、且つ機能的な住まいのご提案をするよう心掛けています。また設計の際は、家族の活動と空間構成の関係、家族間で保つべきプライバシーのレベルを大切に考えると同時に、自然と人間との距離を適度に取り、光や風景の移ろいなど人の心に潤いを与える自然を取り入れる工夫を、そして、お施主様、造る人、設計などそこに携わる全ての人が楽しくなれる様なプロセスを考えています。
家族の人生を演劇で例えるなら、住宅は舞台装置です。あくまで家族が主役ですが、舞台装置の良し悪しによって、より良い演技が発揮できる――つまり住宅が、より良い人生を送るための一要素となり得るのではないのでしょうか。私が初めて建物に興味を持った時の深い感動を忘れず、主役も脇役も観客も、体験した人の心に深く残るような空間を創り、多くの人に共感してもらえる家づくりを目指して行きたいと思っています。
株式会社アーキッシュギャラリー