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今月の建築家は 田頭 健司 さんです。 (2008/01/01)

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田頭 健司 <Kenji Tagashira> |
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| 経歴 |
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1993年 坂本昭・設計工房CASA勤務 |
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1999年 田頭健司建築研究所 設立 |
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1999年 JID賞 奨励賞 |
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2002年 JCD賞 優秀賞・奨励賞・入選 各受賞 |
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2004年 American Wood Design Awards Best of Residential 受賞 |
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2005年 快適空間作品コンテスト 最優秀賞 |
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2007年 Residential Lighting Awards 2006 Home Archi賞 |
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他多数受賞 |
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| アーキッシュギャラリーでの施工例 |
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大阪市生野区 Y邸
奈良県奈良市 S邸
名古屋市昭和区 F邸
他多数
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住宅はいつも、設計する度に新しい面白さがあります。設計をする際、皆さんには一先ず紙面上の二次元でお見せしていますが、実は同じものが頭の中では三次元で存在し、外観も間取も、平面も立面も、四季の庭や景色も、同時に描かれているんです。
様々な課題や困難とぶつかる住宅設計ですが、中でも「居心地」や住まいの「美しさ」には特に気を配っています。敷地の形状、周辺の景色、環境・・・それが都会の真ん中であっても、その住まいにしか出せない美しさを与える。それは形ではない一瞬の美しさでも良いわけです。光の色や感じる風、木の揺らぎ―――ふとした時に、例えば普段の生活でとても落ち込んでいる時や、逆にすごくハッピーな気分の時、ぼーっとしている時に、ほんの一瞬だけ息をのむようなシーンが感じられる・・・そこに特別な価値を見出したいと思っていて、そんなひと時があるから365日を受け止められるのではないかと思います。
インターネットや雑誌、大量の情報が氾濫している現代。そこには時代の主流といわれるデザインが在ります。しかし、良いといわれるものは何も、現代のものばかりではありません。住まいの本来の意味、人それぞれに違う感性、家族が生活する上で必要なものや温かさ。その住まいで子供が大きくなったとき、無意識のうちに身についていることも沢山あると思います。様々な情報が手に入るからこそ、新しさだけにとらわれず、昔のものの良さも再度ぜひ見直して欲しいです。
また、相性だけではなく、きちんとした考え方の軸を持った建築家との出会いも、より良い住まいをつくる上で必要であると思います。住まいは、食べる事、寝る事、起きる事、見る事、聞く事、笑う事、怒る事、泣く事、考える事、働く事、遊ぶ事、着る事、脱ぐ事、創る事、そして、愛する事、愛される事、全てを許容し、育む、出発点であり、帰着点なのですから。

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