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「建築家と建てる家。」注文住宅のアーキッシュギャラリー HOME > 作品ギャラリー > ラグジュアリーな空間 > 大阪府堺市 T邸
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大庭寺は堺市の西端のまだ田畑が点在するのどかな地です。ここで歴史を刻んできた旧家を取り壊し、その重みの中で新しく二世帯の住居をどのように構成する かが計画の原点でした。築100年余りになるこの旧家は、伝統的な和小屋構造で大きなスケールの構造材を使用し、大黒柱は25センチ、梁も大きいもので 45センチはありました。その古材の一部を母世帯に用いて再生させることが解決の一つではありますが、まだ瓦屋根の点在するこの土地でいかにして新旧を調 和させるか、あるいは対比させるかも計画の大きなポイントでした。特にいぶし銀の瓦屋根との調和については、緩勾配の屋根、構造上許す限りはり出した庇、などを用いて水平性を強調することにより調和を目指し、また、配置 計画においては水平性を強調した二つの棟と正方形にあけられた窓を持つキュービックな主家の三つのボリュームをバランス良く組み合わせた、いわゆる回遊式 の配置計画としました。このことによって、各部屋の関係は多角的に移り変わり、又各々の部屋と庭の関係も異なり、内部と外部の豊かな関係をつくり出してい ます。そして日本の伝統的な「透ける空間」を現代的に置き換えた住宅となっています。

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