情熱創人 造作家具 総合建設業【アーキッシュギャラリー】

0120-86-5142

情熱創人

Technology
注文建築に情熱を注ぐ創人

HOME  >  安心の責任施工体制  >  情熱創人  >  馬原正隆

#008
造作家具
馬原正隆

塗装と突板には
自信あり!

注文住宅の造作家具は一点一点のクオリティが高い。
そんな家具を作れるというのが、この仕事を続けるモチベーションになっていますね。

家具製作に関わる打合せ~見積り、工場での職人さん達との折衝、品質管理と納品まで全般を行っている馬原さん。昨年は2人の新人も加わり、教育係をしているとの事。「現場での仕事はもちろんですが、あいさつやマナー、掃除等、一から叩き込んでいます」とおっしゃる馬原さんに家具に対する熱い思いを伺いました。

アーキッシュギャラリーの家づくりには欠かすことのできないオリジナリティーあふれる造作家具。そんな家具をいつも提供して下さっている馬原さんですが、普段のお仕事について教えて頂けますか?

住宅はもちろん、マンションや店舗、学校・病院等の公共施設に納める家具まで、幅広く扱っています。その中でも注文住宅、特にアーキッシュギャラリーの家具は熟練の職人でしか作れません。どんなお客様がこの家具をどの様に使われるのかを想像し、その方のバックグラウンドも携わる人間全てで共有して、想いのこもった家具を創る様にしています。

家具に対する情熱がいつも伝わってきますが、家具職人になろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

元々は建築現場の監督をしていました。主に住宅の現場でしたが、様々な手配や納まりの図面も描いたりしていました。そんな時、今の会社の会長に誘われて、家具の世界に飛び込みました。昔も今も、やはりモノづくりの現場には魅力を感じていますね。

モノづくりを愛する馬原さんが考える造作家具の姿とはどの様なものなのでしょうか?

建築全体の中でバランスのとれた家具を作る様に心がけています。家具だけが目立ってしまっては家全体の調和が取れませんから。その家の中で使う人達にとってしっくりとなじむ家具を目指していますね。

いつも拘りの造作家具を提供して頂いておりますが、これだけは他社に負けないという自慢の技術はありますか?

家具の塗装には自信があります。時間や手間を惜しまず丁寧に仕上げています。設計の先生やお施主様の希望されている色を調合するだけでも半日かけて作ったり、イメージに極限まで近付けています。古い家具のリペアも得意ですね。使われてきた方々の思い入れのある家具を綺麗に補修して塗装を施し、新しく届いた日の様な姿に戻すことが出来て、届けた時のお客様の喜ばれる姿を見ると本当に嬉しいですね。また、突板にも板目には個性が合って、ふたつとして同じ模様はありませんから、材料の選定から拘った家具を作っています。特に拘りがあれば単板選びから案内しますので、気軽に相談して欲しいですね。板目の連続する家具では合せ方も拘りますので、是非お任せ下さい。

アーキッシュギャラリーで作って頂いた造作家具はすでに100件を超えたという事ですが、これまでで最も難しかった家具や思い出の家具はありますか?

商業施設の【THE CLINIC NAGOYA】に設置した、アイランド什器は難しかったですね。クリニックの受付スペースの中央に、涙型の曲線が印象的な家具だったのですが、機械では無く人の手で涙型に作り上げていくのは本当に大変でした。工場で作っている時から大きさも圧巻でしたし、現場で組み上がった姿も感動的でしたね。建築家の先生や施主様、現場監督さんの無理難題(笑)に応えられた時は嬉しいですね。アーキッシュギャラリー関西支店のアルバム棚も”宙に浮いている”様にしたいという希望で・・・色々な金物などを検討して軽く見せる工夫をしました。拘りのある、どの建築に対しても造作家具を納品した後に喜んでもらえた姿を見ると、本当に嬉しい気分になりますね。

いつも無理難題に応えて下さってありがとうございます。アーキッシュギャラリーの「建築家と建てる家。」についてはどんな感想をお持ちですか?

お客様の住まいに対する想いを具体化させるノウハウを15年以上も積上げ続けてきたことや情熱を持ち続けている人ばかりで、正直すごいなと感じますし、それに触発されて我々専門業者や職人、技術者達もがんばっています。営業さんや監督さんもそれぞれ役割に責任を持って刺激しあい、みんなで協力をしてより良い住宅を創ろうと努力していますね。また、建築家の先生方の情熱やお施主様の想いの深さに創り手である私達も負けてられないといつも思っています。

最後になりましたが、これからの目標を教えて下さい。

末永く安全に安心して使ってもらえるように、表面に見えている部分だけではなく、下地や芯材にまで拘った家具を今後も作っていきたいと思っています。その為には勉強や努力を続けていきたいですし、この意思を継いでくれる若手の育成にも積極的に関わりたいですね。自分自身もこの世界に入った時に先輩方から教わった事は今でも胸に残っています。愛情や熱意を持って接しているので、時には厳しくなる事もありますが、しっかりと理解して立派な家具職人として独り立ちして欲しいですね。

馬原 正隆 / MASATAKA MAHARA

古くなっていく様も味わいに感じる、そんな家具を目指しています。デザインの部分だけではなく、色あせや傷も既製品では醸し出せない歴史や時間を感じてもらえる家具を作っています。使う方の事を思い、見えないところまで材料の選定からしっかりと作り込んでいるので、長く大切に使える家具を皆さんに提供していきたいと思っています。

PAGETOP