情熱創人 塗装職人 総合建設業【アーキッシュギャラリー】

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#015
塗装職人
福本輝夫

昔も今も変わらぬチャレンジ精神でオーダーに応える、塗装職人

「難しい注文に対しても、弱音を吐かず知恵や工夫を凝らして取り組むことが私の信念です。他の職人が出来ないと言った難度の高い仕事をなんとか完成させる、そんな職人であり続けたいですね」。

塗装の仕事は丁寧に仕事をこなせば、見違える様に綺麗な仕上がりになる事が喜びですね。新築でもリフォームでも、出来上がった姿を見ると「本当にいい仕事に巡り合えた」といつも思います。と語る福本さんはこの道35年以上のキャリアの持ち主。アーキッシュギャラリーでも様々な仕上げの場面で長年活躍頂いている大切な職人さんです。そんな福本さんに、職人として考える様々なお話を伺いました。

アーキッシュギャラリーの物件では、施工前の打合せから段取り、実際の施工まで塗装の仕事全般に関わって頂いていますが、塗装職人になるきっかけは何だったのでしょうか?

元々はサラリーマンとして、メーカーで物流関係の仕事をしていたのですが、義兄が塗装業で働いていた関係で、人手不足の時に半ば強制的にこの世界に入れられたのがきっかけです(笑) 思い返せば、幼い頃から絵を描くのが好きで、絵画やポスターのコンクールで入選した事もあり、親からは「看板屋になればいいのに」と言われていましたし、案外この世界が性に合っていたのかも知れませんね。初めは義兄に手取り足取り教わって、気がつけばすでに35年の月日が経ちました。この間に一級技能士の資格も取得し、独立してからも16年。今では若手からベテランまで5名の職人達と一緒に仕事をしています。

福本さんの会社は若い職人さんも頑張っていて、活気がありますね。

塗装でも外装を専門としている業者には若手の職人も多いのですが、我々の様に内装工事も行う業者では若手がなかなか育ちませんね。内装は施工や設計、施主様からも精度の追及度が高く、綺麗に仕上げるには下地の工程から仕上げまで、かなりの技術を必要とします。一人前の職人になるまでに時間がかかるので、やり通せる者が少ないのかも知れません。幸い今は若手職人も見習いからでも一生懸命働いてくれています。若者は吸収が早くて羨ましい限りです。

若い職人さんが頑張っている姿はこちらも見ていて元気をもらえる気がします。そんな職人さん方で共有している仕事のルールはありますか?

やはり何よりも現場の整理整頓です。きちんと整理出来ていると見た目も良いですし、他の職人やお施主様に見られても堂々としていられますから。施工の面で言うと下地の処理で手を抜かない事ですね。天井や壁のボードのジョイント部分はパテ処理を行います。パテを塗るだけでは無く、その後にペーパーで均一に仕上げていくのですが、この作業は埃がすごく立つので本当に大変です。でもこの工程をしっかりと行わなければ連続性のある綺麗な仕上がりにはなりませんし、下地の悪さは上塗りに全て出てしまいます。仕上がりの美しさに拘るならば絶対に下地で手を抜く事は出来ませんね。

また、木製パネル等の塗装面も下塗りの後にペーパーを当てて、クリアを塗った後にも再度ペーパーを当てて仕上げをしてと何工程も重ねる事で美しい仕上がりになりますから、やっぱり、どの工程も手を抜く事は出来ませんね。パッと見た目では分からないかも知れませんが、仕上がるまでの工程は時間もかかりますし、結構大変なんです。パネル等は工場で塗装する事も出来ますが、こうやって現場で仕上げる塗装にも独特の味があるので良いですよ。

たくさんの物件で様々な仕上げをお願いしておりますが、印象に残っている現場はありましたか?

茨木市のO様邸では、ベンジャミンムーアというアメリカのペンキブランドの商品で塗装したのですが、これは苦労しましたね。日本の商品には無い塗り心地と言うか、伸びが悪い商品でしたので塗る為のローラーなど道具との相性も色々と試して”これだ”というローラーをやっと見つけて作業しました。アーキッシュギャラリーの住宅ではアメリカやドイツなど海外輸入塗料をよく使用しますが、独特の色合いや仕上がり感があって、塗っていて楽しいですね。そういった特殊な材料や塗り方でも、施工方法を考えて美しく仕上げますので、どんなオーダーでも任せて下さい!

材料や道具の選定以外でも工夫されている事はあるのですか?

注文住宅の物件は質の高さや精度を求められるので、正直に言うと難しい事ばかりです。例えば色目や艶の指示が一般的な住宅等では採用されない難度の高いものなのです。設計の先生方が考えられる色合いは、下地の不陸や傷などを拾いやすい薄い色目が多いので、塗り重ねを丁寧に行う事が必要です。実際、塗り重ねが多いほど同じ色でも奥行きが出るので仕上がりは美しいですね。

また常に現場では、現場担当者や建築家の方がお施主様と長きに渡って綿密な打合せを行い、要望に沿った家創りをされているなあ・・・と感じます。施工中もお施主様の目線で厳しいチェックがなされており、完成した時の満足感に繋がっているのだと思います。ですからアーキッシュギャラリーの現場が始まる時は、毎回、職人皆で気を引き締めて臨んでいます。

最後になりましたが、今後の目標をお聞かせ下さい。

経験を重ねた分、歳もとってきたので(笑)やはり後継者を育てていきたいですね。理想の職人は、どんな無茶な要求にも二つ返事で応えて立派に完成させる事ですが、実際はそんなに上手くいく事ばかりではありません。しかし自分の出来る仕事であれば”任せておけ!”と言える様な職人を育てていきたいと思っています。今、一緒に頑張っている職人の中から会社を任せられる職人が育って、新輝工業と言う名前を残していければと思っています。

福本 輝夫 / TERUO FUKUMOTO

アーキッシュギャラリーのように責任感を高く持って家創りに取り組んでいる会社はそんなに多くは無いと思います。打合せから始まって、施工中の検査や完成してからのお客様の満足度、定期点検やアフターサービス等、どれを取っても一級品だと思っています。是非一度、見学会などにも気軽に参加頂いて、我々職人が心をこめて創った「世界中の一邸」をご覧頂きたいです。特に塗装の仕上り具合を見て欲しいですね!

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