混構造の家 実例 [1735]｜アーキッシュギャラリー

「景色を見る」ではなく「景色の中」にあるような立地。大阪湾を遠くに望む新興住宅街の中の傾斜地。
広がる雄大な景色を建築全体で自然に受け止めることを目指しました。扇型に広がるリビングからはここに住まう家族が全ての景色を独り占めしているかのようです。また、真夏に舞い上がる花火もアウトドアリビングから眺めることができ毎年の楽しみにもなるでしょう。

もうひとつの特徴は「車」との関係。
車好きなオーナーの為、車と人の住む家として車への出入りや車までの動きを重視したアプローチ空間としています。
外から家に近づくときに最初に見えるのは車ごと入る大きなゲート。その奥には3～5台分車ごと覆う屋根が玄関前に広がっています。

ゆったりと車で家に帰り着き、リビングでは広がる夜景を眺めながら寛ぐ。郊外の車での生活における、ひとつの理想の形を具現化した住宅です。