父の仕事の定年を機に二世帯住宅を建てることとなった私たちは、大手ハウスメーカー含め、様々な施工会社をいろいろ捜していました。その中で、「限られた敷地の中で、家族6人が楽しくお互いの気配を感じられる家」というデザインコンセプトがとても素晴らしく、家を持つ喜びも含めて提供してくれるアーキッシュギャラリーに決めました。その後の打合せでも、建築家の佐竹先生は私達家族の様々な要望を出来る限り取り入れて下さり、その上で遊び心あふれる、とても面白いプランを提案してくれました。提案も図面だけの説明ではなく、模型やパースなどを用いて誰にでも解り易く丁寧に説明するプレゼンテーションに「さすが建築家！」と、とても感動しました。
着工後もいろいろ出てくる家族の要望にも、アーキッシュギャラリーは丁寧に対応してくれ、機能性とデザイン性を損なわないという私個人の難題にも真剣に取り組んで頂きました。
建築家との家づくりは何も無いものをカタチにしていくとても難しい作業ですが、モノづくりの楽しさや苦労が、住宅建設を通して家族の絆を深められた証となりました。子供達は毎日吹抜けから顔を出し、リビングで走り回り、家族全員が新しい家での生活を喜んでいます。これからもこの家で笑いの耐えない生活を楽しみたいと、家族全員そう望んでおりますので今後もアフターサービスやメンテナンス等、アーキッシュさんに期待しています(笑)。今後も末長いお付き合い宜しくお願いします。
設計者コメント
空からの光を「すうっと」取り込むTIMNEYGALLERY(煙突画廊)、家族の気配が感じる「ふんわり」としたSWINGLIVING(ブランコリビング)の二つの吹き抜け。「笑顔が生まれる上品な遊び心」を基軸に、お子様の心に豊かさを、ご家族の生活に彩りをもたらすことを願い、光と風が心地よい2世帯住宅をデザインしました。
引渡しの日、ご家族の笑顔とお孫さんのはしゃぐ姿が、そこには満ちあふれていました。ご家族から全幅の信頼をいただけたことの充実感、ご家族の新しい住まいでの楽しい暮らしに思いをはせながら、心地よく帰路につきました。
- 設計事務所
- エスティエイアール 佐竹永太郎
- 得意分野
- 建築設計監理、ランドスケープデザイン、アーバンデザイン、インテリアデザインなど
家を取り巻く外部環境と同じように、住まい手の家族関係についてもヒアリングを大切にしています。さまざまなヒアリングの積み重ねで、オーナー様が本当にやりたいことを発見し、解決策を提案する。そのときのフィルターが「気持ちよさ」。家の外から中を見たり、中から外を見たりを繰り返し、オーナー様の楽しい生活を想像しながら、孤立した単体の「アーキテクチャー」ではなく、周りの環境も含めた風景としての「アーキスケープ」としての提案を心がけています。
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